大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一です。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。
晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています。幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天をくかのように高い志を持って未来を切り開きました。
「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人でした。